申命記7章 神々の彫像を火で焼かなければならない

申7:25「あなたがたは彼らの神々の彫像を火で焼かなければならない。それにかぶせた銀や金を欲しがってはならない。自分のものとしてはならない。あなたがわなにかけられないために。それは、あなたの神、主の忌みきらわれるものである」

ユダヤ人がほかの宗教の人を避けるのは現在でも同じです。熱心なユダヤ教徒は独特な風貌をしており、100メートル先からでもユダヤ人だとわかります。キリストを信じる者もどちらかと言えば、他宗教を敬遠しがちです。特に日本では、他宗教の人たちと付き合うと、神社仏閣などへの出入りや、拝むことを余儀なくされる場合もあります。とても魅力のある人でも、熱心に仏像を拝んでいるなら距離を置きたくなります。それでも人を愛することを説かれたイエス様の教えに従い、争うことがないようにするのは大事なことだと思います。旧約の教えに従うなら仏像などは火で焼くべきなのでしょうが、現在ではそれは許されないことです。幸いなことに日本の若者には宗教観がなく、若い世帯の家には仏壇を置くスペースがないそうです。施工会社もそこらへんはわかっているようで、新しい家、マンションには床の間というスペースが作られなくなっているようです。彼らに神を伝えるときは、仏像を捨てる話をせずに済みます。イスラエルの民は大きな神のわざを目撃しています(19)。その光景を見て、なお神を否定できる者がいるなら、民から切り離されてしまうでしょう。神が最も嫌う「他に神々があってはならない」は現在も続く神の摂理なのです。