1テモテ3章 監督はこういう人でなければなりません

1テモ3:2「ですから、監督はこういう人でなければなりません。すなわち、非難されるところがなく、ひとりの妻の夫であり、自分を制し、慎み深く、品位があり、よくもてなし、教える能力があり」

「自分を制し、慎み深く、品位があり、よくもてなし」の部分は、英語では「 temperate, self-controlled, respectable, hospitable(NIV)」となっています。しかし、真面目な人はたくさんいますが、マネージメントを兼ね備えた人を見つけるのは一苦労です。とにかく監督する人の私生活が乱れているなら、誰もその人の言うことを聞かないでしょう。テモテは教会のリーダーでこれから監督する人を選ばなければなりません。監督の条件は厳しく、信者になったばかりの人(6)、教会外の人々にも評判が良くなければなりません(7)。おそらく執事も(8)、婦人執事も(11)監督の下につくポジションではないかと思われます。それらの役職にも厳しい条件があり、監督はそれらの役職よりさらに厳しい条件です。エペソの手紙にあるように使徒預言者、伝道者、教師、牧師と書かれた中には(エペ4」11)監督という名前は出てきません。教会を監督する仕事と神のことばを伝えたり、教えたりする仕事は別なのでしょう。それぞれ尊敬に値する仕事ですが、指導力、人格ともに優れていなければなりません。監督になりたいと言うなら、神に仕えるように人にも仕えられる人でなければならないのです。