1ヨハネ2章 それが反キリストです

1ヨハ2:22「偽り者とは、イエスがキリストであることを否定する者でなくてだれでしょう。御父と御子を否認する者、それが反キリストです」

この理論ならユダヤ人は反キリストになります。神は唯一であり、ユダヤ人の神はイエス様の父です。今は異邦人がキリスト教を仕切っているように見えますが、もともと神はユダヤ人の神でした(ロマ3:29)。たとえイエス様を神と認めたとしても、父なる神を認めなければ片手落ちになってしまいます。また、神からは何も分割できないと考えるなら、イエス様は神ではなく預言者だとする考えもあります。このような論点が4世紀の公会議で話し合われ、最終的にはアリウス派アタナシウス派とで争われました。325年のニケーア公会議でアリウスは異端だと認定され、現在の三位一体説が確立されました。三位一体は何かと問われると、説明に苦しみますが、父、子、聖霊が独立しているが本質は1つであるということはクリスチャンではない人には分かりづらいと思います。ローマ・カトリックは三位一体を支持していますが、教皇が神の代理人だと位置づけ、教皇の言うことが神のことばのように扱われるのはいかがなものかと思います。否定はしなくても、余計なものを加えるのも反キリストなのではないでしょうか。統一教会モルモン教も教祖がいて、純粋なキリスト教とは違います。キリストはイエス様ひとりで、他の誰をもその中に割り込んではならないのです。