詩篇119篇 夜明けの見張りよりも先に目覚め

詩119:148「私の目は夜明けの見張りよりも先に目覚め、みことばに思いを潜めます」

夜明けとともに起き、みことばに思いを潜めることは大切なことだと思います。それは初子や初穂の考え方と同じのように思えます。一日の最初の時間を主に捧げることは、朝の大切な時間とともに、初穂を捧げるのと同じ意味を持つからです。すべての人が夜明け前に起きて聖書を読む必要はありませんが、一日の最初に神と出会って神のことばに触れ、できれば神からのメッセージを受けることができれば、その日は主に祝福されたものになるでしょう。神からの語りかけは聖書の中から見つけ出すことが大事です。祈りの中にも主が語りかけてくださることは事実ですが、本当に心の耳を澄ませていないと主の声は聞こえません。自分の思いを間違って神からのことばだと錯覚することもあるでしょう。私たちには聖書が与えられているのですから、聖書の中から答えを導き出すことが必要です。それでも聖書全部を読むことは一日ではできないし、どこを読むべきかもわからないと思います。聖書の通読表をつかうのも1つのアイデアですし、自分で計画を立てることも良いと思います。自分は歴史が好きだからといって創世記や列王記ばかり読んだり、新約ばかりに偏るのも問題です。小預言書から黙示録にいたるまですべて神のご意思だからです。