詩篇134篇 夜ごとに主の家で仕える者

詩134:1「さあ、主をほめたたえよ。主のすべてのしもべたち、夜ごとに主の家で仕える者たちよ」

世界中に主のしもべたちはいます。ただし、教理の違いから分派しており、ある教団はあきらかに聖書と違っている教えを教えています。どこの教会でも同じなら良いですが、たとえば献金の仕方ひとつを取ってもいろいろなやり方があります。最近では携挙が患難前とか患難後とかで意見の食い違いがあります。パウロは「神はまた、確認の印を私たちに押し、保証として、御霊を私たちの心に与えてくださいました(2コリ1:22)」と書いており、心に神の印が押されているかどうかが大切なのだと強調しています。「すべてのしもべたち(1)」と言われても、同じではないのです。それゆえ黙示録では7つの教会にヨハネが書き送り、それぞれの教会に違いがあることが書かれています(黙2-3章)。イエス様がお生まれになったときも、東方の博士たちや(マタ2:1)羊飼いたち(ルカ2:8)などごく少数の人たちだけにキリストの誕生が伝えられました。初臨のときでさえこのように秘密裏におこなわれているのなら、再臨のときはどうなるでしょう。たとえイエス様が戻ってきても地球の裏側は夜で、おおくのしもべは寝ています。「夜ごとに主につかえる者(1)」は、ともし火の火を絶やさない人たちのことです(出27:21)。主によって心にともし火(聖霊)、をともされた人たちすべてが主をほめたたえるのです。