昼は雲、夜は煙と燃える火

イザ4:5-6「主は、シオンの山のすべての場所とその会合の上に、昼は雲、夜は煙と燃える火の輝きを創造される。それはすべての栄光の上に、おおいとなり、仮庵となり、昼は暑さを避ける陰となり、あらしと雨を防ぐ避け所と隠れ家になるからだ」
出エジプトの記述によるなら「昼は途上の彼らを導くため雲の柱の中に、夜は彼らを照らすため火の柱の中にいて(出13:21)」と書かれており、イザヤの言う「その日」まで変わらず、主が民を導いておられることがわかります。「その日」は主の若枝がいる時代ですから(2)、イエス様の時代のことです。モーセの時代には目に見える雲が先頭になり、イスラエルの民はその後について行きました。現代ではそんな雲を見つけることはできませんが、主が導いておられることには変わりありません。むしろイエス様はクリスチャンの中に生きておられ(ガラ2:20)、信じる者が輝くことで、主が生きておられることを示すことができます(マタ5:14)。雲も燃える火の柱もクリスチャンの中にあり、いつも導かれているのです。イザヤは終末の時代を主から与えられた幻によって預言しています。その中で若枝がシオンの山(教会)で民を導き、守られ、栄光を現す様子が見えているのではないでしょうか?