エゼキエル28章 ぶどう畑を作る

エゼ28:26「彼らはそこに安らかに住み、家々を建て、ぶどう畑を作る。彼らは安らかにそこに住みつこう。回りで彼らを侮るすべての者にわたしがさばきを下すとき、彼らは、わたしが彼らの神、主であることを知ろう」

意外と知られていませんが、現在のイスラエルは農業国として多くの果物を輸出しています。イスラエルは乾燥地帯で、雨季の4ヶ月が雨が降りますが、残り8ヶ月はほどんど雨が降りません。イスラエルが独立してから水の問題に悩まされてきましたが、早くから海水の淡水化を実現しています。その技術は多くの国に輸出され、汚水の再利用と合わせて、アラビア湾の水事情は劇的に変わってきています。イスラエルはキャンプデービッド合意でヨルダンに水を提供しており、それは自国の700万人を含め1400万人に行き届く水の量です。ちなみにUAEの灌漑工事は日本の東レが受注しています。水を得て、農業にはハイテクの方法で多くの農産物を生み出しています。四国ほどの面積しかないイスラエルと日本全体の農作物の生産量はほぼ同じで、いかにイスラエルが優れているかがわかります。また、イスラエルは第4次中東戦争ゴラン高原を実効支配して、シリアから奪っています。ゴラン高原のぶどうも有名で、ロスチャイルドが出資したワイナリーでは美味しいワインを作り出しコンクールでは金賞を取るほどです。エゼキエルの預言のぶどう畑は実際に作られ、優れたワインができているのは事実です。