エゼキエル33章 警告を受けていれば

エゼ33:5「角笛の音を聞きながら、警告を受けなければ、その血の責任は彼自身に帰する。しかし、警告を受けていれば、彼は自分のいのちを救う」

外務省のデータによればイスラエルの兵士は正規軍で1万7千人ほどで、それ以外の予備役を合わせるなら50万人を超える人員が有事には配備されることになっています。一方、日本の防衛省のデータによるなら、自衛隊自衛官の数は約23万人で、イスラエルの人口950万人(2022年イスラエル中央統計局による)と日本人口1億2千万を比べるなら、比較にならないほどの防衛に対する人数の割き方です。それはイスラエルの再建国した次の日から戦争が始まり、4度の中東戦争イスラエルが全部の戦争に関わっていることから、軍備を怠ってはならないと感じているからです。日本は島国なので空では哨戒機、海ではイージス艦などのレーダーで360度を常に警戒していなければなりません。ひとたびミサイルなどが発射された場合は、Jアラートなどで住民に知らされます。アラートを聞いても避難しなければ、その人の責任になります。角笛を鳴らす人には大きな責任が伴い、生半可な判断では角笛を鳴らすことはできません。角笛は侵略者や敵軍の襲来を知らせる重大な音となります。誰も無視して普段の生活を続けることはできないのです。それはエゼキエルの時代も現代も同じで、警告を受け入れる人は生きるのです。