2列王記16章 祭司ウリヤは

youbube チャンネル

https://www.youtube.com/channel/UCiH2__OOu9VDtHgMvYg6fjA

2王16:11「祭司ウリヤは、アハズ王がダマスコから送ったものそっくりの祭壇を築いた。祭司ウリヤは、アハズ王がダマスコから帰って来るまでに、そのようにした」

祭司は王の言うがままで、逆らうことをしていません。エリヤやエリシャのように王に歯に衣着せぬ物言いをすることが出来ればよいのですがウリヤはそうではありませんでした。王よりも神に仕える者が上の立場だとするのは、11世紀のカノッサの屈辱のころからです。これはローマ教皇グレゴリウス7世とローマ王ハインリッヒ4世との間で、叙任権をめぐって争いが起きた事件です。王と神に仕える者とではどちらが上なのかという問題は、以後歴史を動かす原動力にもなり、立場が上だとか下ということが人にとっては重要な問題となっていきました。結局、行きつくところはローマ・カトリック教皇権に落ち着き、現在でもローマ教皇は4億人とも言われるカトリックのトップで絶対的権力を持っています。現在ではイスラム教が経済的にも、軍事的にも大きな力を持つようになっていますが、歴史の終わりにはユダヤキリスト教がそれぞれ大事な役割を担うことは聖書が昔から預言していることです。どのように歴史が動こうとも、惑わされることなくイスラエルの動きに注目すれば、おのずと聖書の預言とおりになっていることに気付くはずです。