1歴代誌4章 ユダの子孫は、ペレツ

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1歴4:1「ユダの子孫は、ペレツ、ヘツロン、カルミ、フル、ショバル」

ユダの系図は2章にも書かれています(2:5)。ユダの子孫にはダビデが生まれており、その後王朝を続けるときにユダ国はダビデの末裔を、イスラエル国はその他の10士族の中から王が出ています。そのためにユダ族の系図は大事で4章に詳しく書かれていますが、ほとんどの名前はこの歴代誌にしか登場せずなじみのないものばかりです。系図の中でも特筆すべき点はユダが長子エルにめとったタマルの存在です(創38:6)。歴代誌でも「彼の嫁タマルは彼にペレツとゼラフとを産んだ(2:4)」とあり、タマルからユダ族の繁栄が始まったことがわかります。また、ルツ記ではボアズが「主がこの若い女を通してあなたに授ける子孫によってあなたの家が、タマルがユダに産んだペレツの家のようになりますように(ルツ4・12)」と語り、ボアズ自身がユダの末裔がゆえに、異邦人のルツに対してタマルと同じ祝福が与えられますように祈っています。そしてその願いとおりにタマルもルツもイエス様の系図の中に名前が残されています(マタ1:3-5)。歴代誌4章では、ダビデにいたるまでの本流の血筋以外のペレツの弟たちの系図が書かれています。