1歴代誌7章 イッサカル族の者は

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1歴7:1「イッサカル族の者は、トラ、プア、ヤシュブ、シムロンの四人」

イッサカルはレアがヤコブに産んだ5人目の子です。レアの子はルベン、シメオン、レビ、ユダと続きましたが、その後しばらく間があいています。それゆえにイッサカルが生まれたときは「私が、女奴隷を夫に与えたので、神は私に報酬を下さった(創30:18)」と喜び名前をイッサカルとします。続けてレアはみごもりゼブルンと妹のディナを産んでいます(創30:19-20)。ここの系図にはゼブルンが抜けていますが、時系列をたどるなら、ゼブルンの後にヨセフが生まれ(創30:24)、ヨセフがエジプトにいるときにベニヤミンが生まれています(創35:18)。年齢的にはヨセフはベニヤミンの兄ですが、ヨセフの子マナセとエフライムはベニヤミンより年齢が若かったので、歴代誌の記述の順番になったのだと思います。また12部族のうちダン、ナフタリはラケルの女奴隷ビルハの子で(創30:6-8)、ヤコブの5男と6男にあたります。ここではナフタリの名前だけがでてきます(13)。さらにレアの女奴隷ジルパによってガドとアシェルが生まれています(創30:10-13)。彼らはジルパにとっては初めての子らですが、ヤコブの子の順番からいくと7番目と8番目の子となります。ここではアシェルのみの系図になっています(30-40)。