1歴代誌22章 強くあれ。雄々しくあれ

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1歴22:13「主がイスラエルについてモーセに命じられたおきてと定めをあなたが守り行なうなら、あなたは栄える。強くあれ。雄々しくあれ。恐れてはならない。おののいてはならない」

「強くあれ。雄々しくあれ」というのは、モーセヨシュアイスラエルの民を励ますときに使ったことばです(申31:6-7)。そして、主ご自身もヨシュアに対して同じことばを使って力づけています(ヨシュ1:6)。ヨシュア記以降ほとんどこのことばは使われておらず、ダビデがソロモンに対して語ったことが聖書に出てくる次の「強くあれ。雄々しくあれ」になります。そうすると約500年近くの間隔が空いていることになります。ダビデモーセに言及して、息子ソロモンに「強くあれ。雄々しくあれ」とアドバイスしたのは、おそらくダビデモーセヨシュアに語った「強くあれ。雄々しくあれ」を知っていたからだと思われます。そして、ダビデ自身はエポデをまとったり(2サム6:14)、歌や踊りを礼拝に取り入れたり(23:30)、神の箱を運ぶときに車に乗せ(2サム6:3)、モーセの天幕の仕様ではなくダビデオリジナルの天幕を作ったりと(2サム6:17)、律法にないことばかりを行なっていました。しかし、息子ソロモンに向かってはモーセに命じられたことを固く守るように命じ、ソロモンの時代も繁栄することを願っていました。それは自分が用意した神殿の材料や設計図を死んだ後も神のために使って欲しいと願っていたからです。