1歴代誌25章 ヘマンについて

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1歴25:4「ヘマンについて。ヘマンの子は、ブキヤ、マタヌヤ、ウジエル、シェブエル、エリモテ、ハナヌヤ、ハナニ、エリヤタ、ギダルティ、ロマムティ・エゼル、ヨシュベカシャ、マロティ、ホティル、マハジオテ」

ヘマンはアサフの兄弟となっていますが(6:39)、別の箇所ではヘマンはヨエルの子、アサフはベレクヤの子だとなっています(15:17)。ただし、ヘマンもアサフもそのルーツを探るならゲルション族の末裔で同族どうしたと言えます。また、第一歴代誌の15章あたりまで、歌うたいはヘマン、アサフ、エタンとなっていますが(6:39、15:19)、ここでは「エタン」ではなく、「エドトン」だと書かれています(1)。おそらく歴代誌の執筆者が複数いて、それぞれの系図を寄せ集めて載せているのだと思います。それでもヘマンには14人の子が与えられ、彼らが生まれたときから楽器や歌の練習を始めたのならどれだけ高水準の音楽が奏でられていたのでしょうか。そもそもダビデ自身が立琴の名手であり、サウルはダビデの奏でる立琴で心を癒されています(1サム16:23)。ダビデが聖書に登場したときは、牧場で羊の番をしていました(1サム16:11)。まだ10代だったダビデはこのころには羊の番をしながら主を賛美することを覚えていました。そういったダビデからの経験も賛美の奉仕者の育成に役に立ったのだと思います。ヘマンには予見者の才能もあり、息子14人たちも主の霊にしたがって歌ったのかもしれません。