2歴代誌5章 ラッパとシンバルとさまざまの楽器を

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2歴5:13「ラッパを吹き鳴らす者、歌うたいたちが、まるでひとりででもあるかのように一致して歌声を響かせ、主を賛美し、ほめたたえた。そして、ラッパとシンバルとさまざまの楽器をかなでて声をあげ、「主はまことにいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで」と主に向かって賛美した。そのとき、その宮、すなわち主の宮は雲で満ちた」

最初に神の箱を運ぼうとしたとき、レビ人ではないウザが牛に車を引かせて運んでいました(2サム6:3)。しかし、ウザが車がひっくり返りそうになったとき、手を伸ばして箱を守ろうとしたとき、主の怒りがウザを打ちました(2サム6:6-7)。そこで2回目に神の箱を運ぶときにはレビ人に担がせ(1歴15:12)、そのときから歓声を上げ、角笛をならし、踊りを持って主を賛美することが始まりました(2サム6:14-15)。モーセの幕屋がギブオンに作られていましたが(1:3)、契約の箱はダビデが作った天幕に置かれていました(2サム6:17)。この段階で幕屋を解体して運ぶことはなくなり、レビ人の仕事は激減してしまいます。そこでダビデはレビ人のつかさたちに彼らの同族の者たちを十弦の琴、立琴、シンバルなどの楽器を使う歌うたいとして立て、喜びの声をあげて歌わせるよう命じたのです(1歴15:16)。命じられたレヒ人は楽器や歌について訓練をして、うまく演奏する人たちがいたことが記されています(34:12)。ソロモン神殿を建てるのに7年かかっていますから(1王:38)、少なくても7年は歌や楽器の練習ができたはずです。そうやって何年も訓練するうちにレビ人が演奏の達人になり、その子たちもそれを継ぐ者たちになっていったはずです。