2歴代誌8章 二十年かかって建て終わったとき

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2歴8:1「ソロモンが主の宮と自分の宮殿を二十年かかって建て終わったとき」

ソロモンの年齢は聖書に書かれておらず、推測するしかありません。まず、ダビデとソロモンの両王はともに40年間王でした(1歴29:27、1王11:42)。そして、ダビデが王になったのは30歳のときです(2サム5:4)。ダビデヘブロンで7年半いましたので(2サム5:5)、ソロモンが生まれたのはエルサレムに移った37歳以降になります。ソロモンとバテ・シェバの間には4人の子どもがおり、ソロモンは4番目の子になります(1歴3:5)。そうすると最低でもダビデが40歳を超えてから生まれたのがソロモンになるので、仮にバテ・シェバがエルサレムですぐにダビデと出会い、毎年子どもを産んだとするなら、ソロモンが王になったのは29歳ということになります。さらに、神殿建設に着手したのはソロモンが王になってから4年目とありますので(1王6:1)、そのときソロモンは推定34歳ぐらいだと思われます。それから7年かかって神殿は完成し(1王6:38)、そのすぐ後で自分の宮殿を建て13年間かかっています(1王7:1)。「主の宮と自分の宮殿を二十年かかって建て終わったとき(1)」というのは、ソロモンが推定54歳ぐらいになっていたはずです。