人の命令ではなく

イザヤ29:13「そこで主は仰せられた。「この民は口先で近づき、くちびるでわたしをあがめるが、その心はわたしから遠く離れている。彼らがわたしを恐れるのは、人間の命令を教え込まれてのことにすぎない」
ある日律法学者がイエス様のところに来て「どうして手を洗わないでパンを食べるのですか」と聞きました。そのときにイエス様が引用された言葉がこのイザヤの言葉です(マタ15:8-9)。「○○をしないといけない」は、律法を守る上で必要な心構えだと思いますが、なぜそうしなければならないのか、をしっかり把握する必要があります。言葉は便利なもので、「わたしは主を礼拝します」と言うなら人々は疑わないでしょう。しかし主は心の中を見られます。そういう意味で「礼拝」はとても重要だと思います。心の中を見られているにも関わらず、心を偽って主を礼拝するなら、それなりの取り扱いを受けるでしょう。霊とまことをもって礼拝するときが来ています。「今がそのときです(ヨハ4:23)」と言われたイエス様の言葉は、現在も生きています。聖霊が与えられた今、偽りのない心で御霊と共に礼拝しましょう。