西の地は日本?

イザヤ49:12「見よ。ある者は遠くから来る。また、ある者は北から西から、また、ある者はシニムの地から来る」
シニムはここにしかない単語です。日本の聖書訳は死海文書より古いとされるマソラ本文を中心に訳されています。死海文書ではシニムは「アスワン」となっており、エジプトの南部のアスワン地方を指しています。シニムは複数で単数は「シム(あるいはシン)」で、現在のヘブル語では中国を指します。厳密にはシニム地方は日本を含む西の地域を意味し、日本もこの預言に関わっていると言う研究者もいます。とにかく、預言では南と東がはずされ、北と西からある者がやってくると書かれています。イスラエルのアミシャブと呼ばれる、失われた10支族を探すグループによれば、中国やインド、ミャンマーなどに5つの民族がユダヤのDNAを持つことがわかっています。1997年にイスラエル工科大の教授たちにより、Y染色体上にユダヤ人の特徴あるDNA配列があることが発見されました。その研究結果に基づき、現在も探索は続いています。シニムの地はひょっとしたら日本かも知れません。