主の教え

イザヤ51:7「義を知る者、心にわたしのおしえを持つ民よ。わたしに聞け。人のそしりを恐れるな。彼らのののしりにくじけるな」
クリスチャンは心に何の教えを持っているでしょうか?律法の時代は終わりましたが、律法がなくなったわけではありません。律法は罪を浮かび上げさせる重要な役割を果たしています。イエス様が来られたのは律法を成就するためです。それは努力や行いによって完成させるものでなく、ただ律法を成しえたイエス様を信じる信仰によって完成するのです。イエス様の言われた律法は2つです。「心を尽くし、思いを尽くし、知力を尽くして、あなたの神である主を愛せよ(マタ23:37)」「あなたの隣人をあなた自身のように愛せよ(マタ23:39)」この2つ以外にイエス様は律法を語りませんでした。また「律法全体と預言者とが、この二つの戒めにかかっているのです(同40節)」とも言われました。心にイエス様の教えを持つ民は、この2つを持っているはずです。そして苦難の時にはイエス様に聞けばいいのです。イエス様が決して裏切らないことはわかっています。イエス様自身が裏切られた経験があり、その苦しみを知っているからです。