結婚制度

イザヤ62:5「若い男が若い女をめとるように、あなたの子らはあなたをめとり、花婿が花嫁を喜ぶように、あなたの神はあなたを喜ぶ」
新訳には「花嫁」という言葉は8回、「婚礼」という言葉は6回出てきます。どちらの言葉も神と人との関係、あるいはキリストと教会を指す言葉です。イエス様ははっきりと意識してこの比喩を使っています。クリスチャンは、たとえ話の花嫁の話を注意深く読むべきです。それは神と人との関係が書かれているからです。この地上には結婚制度があります。主が許された家族の形です。アダムとエバは、お互い裸で過ごしたにも関わらず、欲情し相手を求めることはありませんでした。しかし善悪を知る実を食べたとき、裸は恥ずかしいことだと知ったのです。人は本当は主の前に立てるような存在ではないと悟りました(創3:8)。わたし達は服を着て生活しています。肉をさらけ出して、人前に立つことはありません。どんなに文化が遅れている国でも、素っ裸ではいません。主は愛を結婚という形で完成させようとしています。ひとつになるためには、心が通じ合い、同じ価値観である必要があります。婚礼のときには「キリスト」という礼服をまとい、主の前に立つのです(マタ22:12)。