クリスマスを前に

詩115:4-8「彼らの偶像は銀や金で、人の手のわざである。口があっても語れず、目があっても見えない。耳があっても聞こえず、鼻があってもかげない。手があってもさわれず、足があっても歩けない。のどがあっても声をたてることもできない。これを造る者も、これに信頼する者もみな、これと同じである」
もうすぐクリスマスでキリストを知らない人まで浮かれて楽しむ時期が来ました。この時期、教会では決心者が多く産まれます。12月25日がイエス様の誕生日かどうかは知りませんが、世界を救うお方が生まれたことに変わりありません。他に類を見ない盛り上がりのイベントに間違いないのですから、充分に利用すべきだと思います。しかしわずか1週間後に「お正月」という大敵が訪れるのも事実です。「決心者」たちは、クリスマスが過ぎれば忘れて、人の手で作られた、しゃべることも聞くことも、触ること、歩くこともできない偶像を拝みに出かけます。日本ではさほど珍しいことではありませんが、教会にとっては一大事です。クリスチャンになる前の自分を想像するなら、雰囲気に流されてキリストを信じる人々を責めることもできません。いかに救いは難しいものかと考えさせられます。それでも何かのきっかけで教会に来る人がいるなら、刈り取りのチャンスです。