ちょっと混乱気味

黙21:1「また私は、新しい天と新しい地とを見た。以前の天と、以前の地は過ぎ去り、もはや海もない」
20章と21章を読む限り、千年王国と天国は別のものです。イエス様が言われた天地が滅びる(マコ13:31)のは千年が過ぎた後になります。千年王国の間にも「諸国」があり、サタンの力は続いているようです(20:8)。どうも千年王国の位置づけがわかりませんが、イエス様と共に王となり現在はおそらく存在しない王国を治めます(20:4)。千年王国の間は復活人たちはおそらく新しいからだとなり、死なないのでしょう。しかし天国はまだ来ません。最終決戦まで千年の時間があり、その間もキリストの王国の周りには、ノンクリスチャンの世界が残っているようです(20:8)。彼らの役割はサタンに惑わされることです。「しかし、すべて汚れた者や、憎むべきことと偽りとを行なう者は、決して都にはいれない(27)」…ヨハネが新天地を見てもなお、汚れた者がいると書かれています。新しい都に入れる人が最終的に天国を経験するようですが、惑わすものがいなくなってもなお、入れない人のことがいることを書いているのはとても興味深いことだと思います。