シシャクの征服?

2歴12:12「このように、彼がへりくだったとき、主の怒りは彼の身を離れ、彼を徹底的に滅ぼすことはされなかった。ユダにも良いことがあったからである」
エジプトのパロ、シシャクはエルサレムを攻め上り、財宝をありったけさらっていきました。街に火も放たず、略奪、暴行など普通、勝利軍がやるようなことをやったとは書かれていません(9)。主はシシャクの手にイスラエルを渡した、と言われました(5)。王が捕らえられ、どのような処罰を受けたとしても文句は言えません。しかし主は「彼を徹底的に滅ぼすことはされなかった」とあるように、シシャクの目を財宝だけにとどめ、他に危害を加えることを止めたのです。残念ながら、レハブアムが常に主を求めることはありませんでした(14)。主のご計画はダビデの根が、やがて現れ、その根によってすべてのイスラエルの民を癒すことです。それはイスラエルという選ばれた民族を通して見られる、全人類つまり主がお造りになったすべての人を罪から解放し、再びアダムとエバが最初に持っていた関係を回復するためのものです。ダビデの子孫はわずか3代目に入ったばかりです。