死んでいなくなる

伝道2:16「事実、知恵ある者も愚かな者も、いつまでも記憶されることはない。日がたつと、いっさいは忘れられてしまう。知恵ある者も愚かな者とともに死んでいなくなる」
どんなに世界を支配しても、人はやがて死にます。アレキサンダー大王は、歴史上最も広大な土地を支配しましたが死にました。現在宇宙にまで行けるようになった、物理の基礎を築いた大天才のアインシュタインも今はいません。最も大きな戦争を引き起こし、ユダヤ人大虐殺をしたヒトラーも地上には56年しかいませんでした。偉大だと言われても、最悪だと言われても40年も経てば世代は交代します。人がこの世で名を残すことは、宝くじに当たるより低い確率なのです。楽しみも悲しみも、憤りも哀れみも、もし主がともにおられないなら全てはむなしいものです。神がいるから笑える、神のゆえに悲しむ、主の栄光のために憤る…人は創造主を知らずして、生きることも死ぬこともできません。たったわずかの瞬間、地上にいる間に神に出会えた人は幸運だと思います。信じることははじめの一歩に過ぎません。1秒でも多く、主と交わり、ともに歩むことが人として与えられた最高の人生だと信じます。