ヨハ15:17「あなたがたが互いに愛し合うこと、これが、わたしのあなたがたに与える戒めです」
１２節の言葉とほぼ同じ御言葉です。重ねて言うことは、心して聞かねばなりません。とても重要なことだからです。しかし長い間クリスチャンをやってきて、互いに愛し合うことほど難しいことは無いと悟りました。仲の良い人たちが、ワイワイとサークルでもやるような雰囲気ならわかりますが、主の言われたことはすべての人に対してです。受け入れるのに難しい人たちも「互い」の中に含まれます。国語辞典では「戒め」とは「まちがいをしないように前もって注意する」とあります。国語辞典の言葉通りに考えるなら、互いに愛し合わないことは「間違い」だと解釈されます。イエス様は前もって、間違いを犯さないように人に注意を与えてくださったのです。もし、人をさばき、憎むようになるなら、それは間違いです。主の戒めから逸脱しているのです。主が愛されたようにすべての人を愛することは不可能です。それだから、イエス様を信じ、主と共に歩まなければならないのです。
