喜びが全うされる

ヨハ17:13「わたしは今みもとにまいります。わたしは彼らの中でわたしの喜びが全うされるために、世にあってこれらのことを話しているのです」
エス様がいよいよ決意を表し、十字架にかかる時がきました。イエス様の祈りはすべて父なる神の栄光へとつながるようになっています。自分が輝くことは、父なる神の栄光が輝くことと同じ意味です(1)。そしてその目的は、父なる神が与えてくださった人の魂が滅びることなく救われ、イエス様とともに生き、主の栄光を現せるようになることです。そしてイエス様の地上での任務は十字架によって完了します。イエス様はもはや地上にいることはありません。御言葉にあるように、みもとに行くからです。弟子たちや信じる人たちにとっては、あっという間の出来事ですが、イエス様にとってはやるべきことをすべてやった満足感でいっぱいでしょう。「わたしの喜びが全うされる」とは、イエス様に近づき信じるものが決して死を味わうことなく、永遠の命に入れることだと思います。それは主を礼拝することであり、主を礼拝することこそ主の栄光につながるからです。人は肉体を持ってなお、肉の欲に負けることなく、神を信じすべてをゆだねる信仰が与えられるのです。