竜が地に落ちたとき

黙12:7「さて、天に戦いが起こって、ミカエルと彼の使いたちは、竜と戦った。それで、竜とその使いたちは応戦したが」
時間の流れは順番通りに書かれていないかも知れませんが、イエス様は70人の弟子たちが伝道の働きから帰ってきたときに「わたしが見ていると、サタンが、いなずまのように天から落ちました(ルカ10:18)」と語っています。竜が天の居場所を追われたのはこのときだと思います。それゆえ、権威が回復し弟子たちが興奮し「主よ。あなたの御名を使うと、悪霊どもでさえ、私たちに服従します(ルカ10:17)」と報告していたのです。このルカの記述は、黙示録の「悪魔とか、サタンとか呼ばれて、全世界を惑わす、あの古い蛇は投げ落とされた(9)」と同時期だと考えられます。「女の子孫の残りの者、すなわち、神の戒めを守り、イエスのあかしを保っている者たち(17)」とあるように女はマリヤではなく、教会を指しています。これらの選ばれた人たちは三時と半分、すなわち艱難期間に逃れる場所を与えられます。赤い竜はすでに地上にいます。気を抜かずに信仰を守るときは今です。