神の大宴会の様子

黙19:21「残りの者たちも、馬に乗った方の口から出る剣によって殺され、すべての鳥が、彼らの肉を飽きるほどに食べた」
残りとは獣と偽預言者の二人以外という意味です。彼らは神の大宴会に参加していた者たちです(17)。中天は現在我々が住んでいる世界の空のことだと思います。さらに上の天は神の臨在する場所です。神の婚礼の準備は整い、花嫁である教会は「正しい行い」という亜麻布の衣を着ます(8)。しかし宴会場には、多くの間違った人たちも混ざっていたようです。太陽の中の御使いは鳥に「肉」を食べるように命じます(18)。肉は文字通り、聖霊に逆らう肉のことでもあり、また鳥たちが食べる生肉のことも差しています。鳥達は正しい行いを着ていない、御使いによって殺された者たちの肉を飽きるほど食べました。神の主催する宴会に招かれていない者たちが混ざることは、マタイの例え話にも登場します(マタ22章)。獣とにせ預言者は生きたまま燃える火の中に投げ込まれました(20)。宴会の最中でも主の怒りと裁きはおさまりきらないような感じです。正しい行いを着れる、正式に招かれた客になりたいものです。