すべて見られている

ヨブ34:21「神の御目が人の道の上にあり、その歩みをすべて見ているからだ」
人が生まれてきた以上、そこには責任が伴います。造り主は、人が生まれた瞬間から手を差し延べ、救いを受けることを待ち望んでいます。神が無責任に人を増やし、その一人一人に対して何の関心もないとしたら、愛のない神になってしまうでしょう。人は暗闇を見るなら、隠れることができると思います。「隠れる」ことは罪がアダムとエバに入った直後、一番最初に彼らがとった行動です(創3:8)。エリフの次の言葉には「身を隠せるような、やみもなく、暗黒もない(22)」と書かれています。どんなに神から離れているように思っても、神がすべてをご存知なのは変わりがないことです。「これは隠れているから、見つからなければ大丈夫」…と思っているなら大間違いです。救われていようが、いまいが、すべての人の人生を隅々までご存知なお方がいるのです。髪の毛の数さえ、数えられているとしたら、暗闇に身を隠すことがどれだけ無駄なことかわかるはずです。きょうも主はご覧になっておられます。