誓願は重いもの

レビ27:3-4「その評価は、次のとおりにする。二十歳から六十歳までの男なら、その評価は聖所のシェケルで銀五十シェケル。女なら、その評価は三十シェケル
誓願を立てる場合、あらかじめ評価額というものが決まっていました。これらは誓願を立てるときに支払う金額で、おそらく誓願が成就したときには返してもらえるのではないかと思います。預託金のようなもので、軽々しく誓願を立てることを禁じているようにも聞こえます。さらに、誓願を立てたものの、環境や条件が厳しくなり自分の誓願を成しえなかった場合にもこのお金は取られてしまいます。誓願は願うことが叶うまでに、何かを断ったり、行うことです。ナジル人などは酒、ぶどう酒を断つように指示されています(民6章)。銀50シェケルは数年分の賃金にあたるので、誓願が相当に真剣な内容のものでなければならないようです。人は軽々しく神に誓ったりすることはすべきではないと思います。それでも必要ならば、断食がひとつの誓願にあたるのではないでしょうか?しかし、結論ありきで誓願を立てるなら、成就しなかったときに信仰が揺れるかも知れません。主のご計画を知った上で誓願を立て、断食し、どんな結論になろうともすべて御心だと信じることです。