悪い言葉を話さない方法

エペソ4:29「悪いことばを、いっさい口から出してはいけません。ただ、必要なとき、人の徳を養うのに役立つことばを話し、聞く人に恵みを与えなさい」
パウロはなかなか難しいことをいうものです。確かにクリスチャンになってからは人を恨むようなことは言わなくなり、悪口も減ったような気がします。人を恨むことなく生活できることは幸いなことです。悪い心は悪い言葉を生み出します。すべては心のあり方なのです。では、良い心はどうやって養うでしょうか?圧倒的な人の愛を感じるときに、人は感動し心が揺り動かされます。そのようなときに人の心は良心へと変えられているのだと思います。聖書は友のために命を捨てるほどの愛はないと教えています(ヨハ15:13)。自分の身代わりになってくれた人に、無礼な態度はとれません。十字架は自分のためだったという事実を心から受け入れたとき、心は感動を覚え良い心に向かい始めるのです。良い心を持つことも主のみ業だとするなら、人のやることはなくなってしまいます。心のあり方から、よい行いまですべて用意されている福音を受け入れることが人のやるべきことです。福音は都合よすぎる、すべて整えられているなんて、なんか怪しい…と考える人もいます。それでも福音の愚かさを疑わず、心から受け入れられる日はきます。主を敬い、あがめ、恐れるならその人の心には良心が芽生えているのです。