いのちの書にある名前

イザヤ4:5-6「主は、シオンの山のすべての場所とその会合の上に、昼は雲、夜は煙と燃える火の輝きを創造される。それはすべての栄光の上に、おおいとなり、仮庵となり、昼は暑さを避ける陰となり、あらしと雨を防ぐ避け所と隠れ家になるからだ」
黙示録によるならば世のはじめからいのちの書に書かれている名前もあるようです(黙13:8)。天の御国に入れるかどうかは、すべてこのいのちの書に書かれているかどうかによって決まります。聖書にはいのちの書から名前が消される可能性があることも明記されています(詩69:28)。せっかく信仰を持って新しいいのちを与えられたのに、いのちの書から名前を削られたら大変です。シオンは教会のことを指しています。教会のメンバー表に名前が載っているからといって、いのちの書に名前が載っているとは限りません。すべては神のみこころ次第です。それは誰も努力によっていのちを得ることがないためです。「これは良いことを聞いた。教会のメンバーになって永遠の命をもらおう」…こんな動機でクリスチャンになる人も多いと思います。メンバーシップだけが教会のすべてではありません。ある人はメンバーの籍だけ置いて、教会の礼拝には来ない人もいます。信じて救われたなら、死ぬまで神を信じぬく態度が必要です。すべは主がご存知です。どんなに形だけの姿を保っても、いのちの書には名前は刻まれません。