主の御名に信頼

イザ50:10「あなたがたのうち、だれが主を恐れ、そのしもべの声に聞き従うのか。暗やみの中を歩き、光を持たない者は、主の御名に信頼し、自分の神に拠り頼め」
どんなに神に仕える者でも、成功するなら自分の努力におぼれ、神から離れてしまいがちです。成功が主の栄光を表すために人に与えられたことを知ることができるのは、ほんの一握りの人たちだけです。本当に主に信頼し、拠り頼む人の姿は人の心を動かすことができるものです。どんなに壇上から立派なことを言っても、メッセージが終わって普段の生活に戻ったときに、メッセージ通りの行いが伴うことができない人のほうが多いのです。イエス様のように話し、行ない、イエス様のように考え、祈ることができれば幸いですが、残念ながら人に与えられた肉の思いは、常にイエス様に逆らうように働きます。だから主に頼るのです。自分の弱さを示されたときに、それでも自分の力でなんとかしようとするなら、苦しくてしようがないでしょう。周りの人も、お金も、権力もなにもかも奪われるなら、残された道はおのずと決まってきます。ヨブ記を読むときに「ヨブに起きたようなことは自分には起きないだろう」とタカをくくっているなら、大間違いです。その人の信仰に合わせて主は試練を与えます。それは人と交わることを喜びとする神のメッセージでもあります。主の御名を信頼し、祈り求めるなら必ず答えは与えられます。