絶対に見捨てない

詩9:10「御名を知る者はあなたに拠り頼みます。主よ。あなたはあなたを尋ね求める者をお見捨てになりませんでした」
誰でも権威ある人に頼れば、自分の有利な方向になることは知っています。それでも権威を持つ人も、何の得もないのに弱者の頼みを聞き続けるならむなしいだけでしょう。神を知る者は、神により頼むべきだと思います。目に見える友人や先輩、お金、その他あらゆる物質に頼る人の心には神はありません。目に見えない神に信頼する信仰こそが、神が生きておられる証拠となるのです。しかし、私利私欲のために主に頼むのは間違っていることです。何でも自分の思い通りにしようとする心そのものが神から離れています。単純に「お金が足りない」「病気で苦しい」などの必要が生じるのは、人生の常です。もちろん、それが悪いわけではありません。主は絶対にご自身を頼る者をお見捨てにはなりません。主はその都度、その人の信仰を試されます。究極に悟るなら、「すべては主の御心のままに」という思いに変えられ、たとえ自分と願っている結果とは反対の結果になろうとも受け入れられるようになります。なぜなら、主の御心は人の思いよりもはるかに高いからです(イザ55:8-9)。