創造のはじめから

ヨハ17:5「今は、父よ、みそばで、わたしを栄光で輝かせてください。世界が存在する前に、ごいっしょにいて持っていましたあの栄光で輝かせてください」
考えてみるとこの証言はものすごい意味を持っています。現代科学では宇宙の歴史は130億年だの、地球は45億年だのという数字が飛び交っています。もちろん、聖書が教える6日間でこの世界が作られたことに異を唱えるつもりはありませんが、果てしない宇宙の広さを考えるとき、神の偉大さを考えないわけにはいきません。もし宇宙に科学者たちが探している「生命体」がないとするなら、宇宙は地球に住む人間だけのために造られたことになります。なんという創造の豊かさ、また遊び心に満ちたお方なのでしょうか?神の創造の集大成は「人間」です。人体の構造が解れば解るほど、突然変異を繰り返して偶然にできたものでないと分かります。膨大な時が偶然を引き起こしたと考えるより、誰か設計者がいたと考えるほうがつじつまが合うのです。宇宙を創造したときも、人を創造したときにもイエス様は神と一緒におられました。そして栄光で輝き、万物の長として御座に座しておられたのです。しかし、「人」という神にとっても最も難しい創造を決意されました。それは自らのいのちをかけて完成させなければならない痛みを伴うものだったのです。イエス様は十字架によって、地上に来る前の栄光を再び受けたのです。