ルシファーとイエス様

黙12:4「その尾は、天の星の三分の一を引き寄せると、それらを地上に投げた。また、竜は子を産もうとしている女の前に立っていた。彼女が子を産んだとき、その子を食い尽くすためであった」
天使はルシファー、ミカエル、ガブリエルの3人で聖書に出てくる名前はミカエルとガブリエルだけです。ただしキングジェームス訳やその他の訳の中には「明けの明星」を「ルシファー」と訳しており、そのために3人目の天使の名前を使う場合もあります。とにかく天においては3大勢力があったようで、その一つが堕落したことによって天の3分の1は同じ運命をたどることになりました。ここで天の星3分の1は、地に放たれた堕天使たちのことです。鉄の杖を持って民を牧するお方はイエス様だけですから、女はマリアのことだと思います。女は荒野に逃げて1260日神に養われた、とあります(6)。聖書には似たような記述があります。イエス様誕生のときヘロデ王が東方の博士たちが戻ってこないため、激情して2才以下の子供を殺させたことが書かれています(マタ2:16)。そのときマリアはエジプトに逃げていました。その後、ヘロデが死ぬまでエジプトにいたとあります。つまり、2年プラスアルファの時間エジプトにいたことになります。それが3年半だったかは書かれていませんが、可能性はあると思います。時代が前後してわかりにくいですが、天においてはめまぐるしく神との戦いがあったことがわかります。