2王15:8「ユダの王アザルヤの第三十八年に、ヤロブアムの子ゼカリヤがサマリヤでイスラエルの王となり、六か月間、王であった」13「ユダの王ウジヤの第三十九年に、ヤベシュの子シャルムが王となり、サマリヤで一か月間、王であった」
ゼカリヤが悪王だったから、クーデターにあったのでしょうか？この辺の歴史はそんなに詳しく聖書に書かれていません。しかも片や６ヶ月、もう一方はわずかに１ヶ月で王座の交代です。２人続けても４ヶ月足らずで、１年にも達していません。日本の総理大臣でももっと長く続けています。それに引き換え、同時期にユダに王となったアザルヤは５２年も王であったとあります（２）。アザルヤの名前は13節と30節には「ウジヤ」と書かれており、２つの名前があったことがわかります。アザルヤは主の目にかなうことを行なった、とも書かれています（２）。しかし、主は彼をツァラト（重い伝染性の皮膚病）にさせ、死ぬ日まで隔離されていました（５）。いつアザルヤがツァラトにかかったかは書かれていませんが、イスラエルでは２人合わせても１年に満たない王座と、ユダでは半世紀を超える在位が同時期にありました。主がご計画されている人生の長さは誰にもわかりません。「あす」という日が保証されている人は1人もいないのです。今日にでも命が絶たれたとしても、創造主に文句は言えないのです。
