ハマテ、アルバデ、セファルワイム

2王19:18「彼らはその神々を火に投げ込みました。それらは神ではなく、人の手の細工、木や石にすぎなかったので、滅ぼすことができたのです」
ハマテ、アルパデ、セファルワイム、ヘナやイワの王とは近隣諸国の王のことで、国はアッシリアに併合され、国民と王はイスラエルの首都サマリヤに強制移住させられていました。彼らの神々はアッシリアによって火に投げ込まれ、あたかもそれらの神は滅びたように思えました。少なくともそれらの神々を信仰していた人たちは、何の助けもないまま自分たちの身柄を拘束され、異国の地に連行されていたのです。しかし、イスラエルの神エホバ(主)は違っていました。何よりも偶像を嫌い、目に見えるものを排除し、心からの信仰をイスラエルに望んでいました。それほど、目に見えることは人にとって重要で、信じるために不可欠な要素なのです。しかし、神は霊ですからどんなに願っても目撃することはできませんし、もし仮に見えたとしても、あまりにも偉大で聖なるお方の前では人は死んでしまう…と言われています。それほど偉大な神と人の手で作った木や石に過ぎないものを比較するのもどうかと思いますが、たとえクリスチャンでも、十字架の飾りや、イエス様であろうと思われる絵画や像を飾る人たちがいます。マリヤ像などをまえにして拝み、あたかも信仰深いクリスチャンだと自称する人たちは、ヒゼキヤの記事をよく読むべきだと思います。