エゼキエル神殿1

エゼ40:29「その控え室も壁柱も玄関の間もほかのと同じ寸法で、壁柱と玄関の間の周囲に窓があった。門の長さは五十キュビト、幅は二十五キュビトであった」
捕囚後25年経って、エゼキエルは新しい神殿のまぼろしを見せられます。これは心に留めて、イスラエルに告げてよいことになっています。まず最初に見たのが測りざおを持った人で、その計測の単位は今までのキュビトとは違い、手幅1つ分長くなっています(5)。まず最初にその測る単位が異なっていることが知らされるのです。そしてこの測りさおが何回測れるかによって、神殿のアウトラインが知らされています。玄関や門はすべて50×25キュビトで、1:2の割り合いを保っています。この神殿はイスラエルの高い山の上にあり、神殿の南には街が見えるようだと、エゼキエルは最初に感じています(2)。一回り大きなこの神殿には祭壇が設置され(39)いけにえを捧げるようになっています。イエス様が十字架にかかって以来、神殿ではいけにえが捧げられていません。それは、イエス様ご自身が罪のためのいけにえとなられたからです。それならば、この神殿は誰のためのもので、いつ建てられるのでしょうか?終わりの時代にユダヤ人はもう一度大きな役割を果たします。そのための神殿なのかもしれません。