バラクとバラム

民23:7「バラクは、アラムから、モアブの王は、東の山々から、私を連れて来た。『来て、私のためにヤコブをのろえ。来て、イスラエルに滅びを宣言せよ』」
ラクは実戦でイスラエルを破ることが困難だと見ると、預言者を見つけ出しイスラエルに不利な預言をするようにと願っていました。バラムは最初主の言いつけどおりに、バラクの家臣たちとバラクのもとへ行こうとはしませんでした。しかし、「手厚くもてなす(22:17)」や「何でも言うことをします(22:17)」という言葉から態度が変わります。主がバラクのもとへ行くことを許した次の朝、バラムが出発しようとしたときに主の怒りが燃え上がりました(22:22)。それはバラムの心の中に主の思いと違うものを見い出したからだと思います。バラムはロバがしゃべり(22:28)、抜き身の剣を持つ天使を見て(22:31)、バラクのもとに行ったとしても、主が告げたこと以外を語ってはならないことを悟ります。案の定、バラクの要求はヤコブをのろい、イスラエルの滅びを宣言させることでした。現代でも、政治に携わる人や政財界のトップの中に占いを信じ、その占いの通りに動く人たちがいます。幸か不幸か、アメリカ大統領の名前は日本語よみで「バラク」と発音します。オバマフリーメイソンでその中のイルミナティに属していることは、多くの人が噂していることです。結局、バラムはバラクイスラエルを堕落させる知恵を授けたと黙示録にあります(黙2:14)。アメリカは世界を惑わすようになるのでしょうか?