主に身を避ける人

詩2:12「御子に口づけせよ。主が怒り、おまえたちが道で滅びないために。怒りは、いまにも燃えようとしている。幸いなことよ。すべて主に身を避ける人は」
自分の力で何事も解決する人は、神を信じていない人たちのことです。怒りに任せ人を殴りつけることは、まさしく自分の怒りを相手にぶつけているだけです。それは、人をさばき、自分の判断で罰を与えようとする、信じていない人の最も陥りやすい間違いで、神を信じる人との違いはここにあります。ある人は肉体を鍛え、誰からも攻撃されてもいいようにと考えますが「肉体の鍛錬もいくらかは有益ですが…(1テモ4:8)」とあるように、それが絶対的に自分を守れるものでもありません。では、どうすれば良いのでしょう?それは目には見えないけれども、自分に対して計画をもっておられる方に身を避けることです。主に信頼する人は、人をさばきません。それは人をさばくことが自分の役割ではないことを知っているからです。サタンはそのことをよく知っています。それゆえ、人にさばかせようとあの手この手で誘惑をしてきます。一番簡単なのは、人が思っているとおりのことができないようにすることです。歯がゆく、いらつき、ときには誰かをさばくようになるでしょう。そんなときに神に信頼する人は落ち着き、主に祈り、平安が心にあります。それは「信仰」にほかならないのです。