呪術や星占いに頼って

イザ47:1「おとめバビロンの娘よ。下って、ちりの上にすわれ。カルデヤ人の娘よ。王座のない地にすわれ。もうあなたは、優しい上品な女と呼ばれないからだ」
バビロンの繁栄は後世にも伝えられ、世界7不思議の1つにバビロンの空中庭園があります。地上約30メートルの高さに60万平方メートルとも言われる大庭園が作られ、樹木や花などが植えられていたと伝えられています。一説では女王のご機嫌を取るためにネブカデネザル王が作ったものとされ、水をどうやって汲み上げたかは今も不思議とされています。そんな栄華を極めたバビロンはここに書かれているように呪文や呪術(12)に拠り頼んでいたのです。また、天を観測する者、星を見る者(13)も多くいて、バビロンの国は占いや魔術を信じる者たちだらけだったようです。しかし、バビロニアの次の国ペルシャでもやはりこの風習は残っており、アケメネス朝、セレウコス朝アルサケス朝ペルシャと続き、イエス様の時代はアルサケス朝ペルシャの時代でした。イエス様の誕生を知ったのも、この星を見る者たちがペルシャに残っており、その中のユダヤ10支族の誰かが聖書のメシヤ預言と照らし合わせて、イエス様を尋ねたのではないでしょうか?それはエステルやダニエルのようにユダヤ人たちがペルシャの中でも登用されていたことからも推測できます。