主が命じられたのに

2サム24:2「王は側近の軍隊の長ヨアブに言った。「さあ、ダンからベエル・シェバに至るまでのイスラエルの全部族の間を行き巡り、その民を登録し、私に、民の数を知らせなさい」」
1歴代誌では「サタンがイスラエルに逆らって立ち、ダビデを誘い込んで、イスラエルの人口を数えさせた(1歴21:1)」とあり、人口を数えさせたのはサタンのしわざだったことがわかります。自分の財産がどれだけあるとか、国の人口はどうなっただろうか…と思うのは別に悪いことのではないようにも思えます。しかし、イスラエルという国はダビデが王であり、ダビデは神のあぶら注ぎを受けて王になり、戦いに行くときも、平穏無事に暮らすときでも主に礼拝を捧げる態度を取っていました。それは、自分が王であるのはすべて神のおかげであり、ダビデ自身が偉くなったわけではないということをよく理解していたからです。韓国のチョー・ヨンギ先生は息子の背任行為で有罪判決を受けたと2014年にクリスチャントゥデイは報じました。真偽はわかりませんが、80万人のリーダーでもサタンの誘惑が怠りなくされていることがわかります。たとえうわさであったとしても、大きな教会の信頼は失墜し、多くのメンバーはいなくなったと聞きます。どんなに成功したと思っていても、何でもうまく行き過ぎるのは気をつけなければなりません。ダビデの人口調査も一見はよさそうに見えても、神の目から見たら高慢に写ったのでしょう。落とし穴はうまそうな話の中に隠れているのです。