ひとりは取られ

ルカ17:34「あなたがたに言うが、その夜、同じ寝台でふたりの人が寝ていると、ひとりは取られ、他のひとりは残されます」
携挙のことだと言われている御ことばです。これがテサロニケの「生き残っている私たちが、たちまち彼らといっしょに雲の中に一挙に引き上げられ、空中で主と会うのです(1テサ4:17)」のことだと考えられているようです。ある聖書学者は空中再臨と地上再臨の2段階再臨を唱えているようですが、再臨が2回というのはいかがなものでしょうか?旧約ではエノクが主に取られた、という記述があり(創5:24)、生きたまま天に引き上げれらる例もあったようです。また、パウロはある人が第3の天まで引き上げられたことがあった、と証言しています(2コリ12:5)。イエス様はこのことがどこで起きるのか、という弟子の問いに「死体のあるところ(37)」だと答えています。テサロニケのことばを考慮に入れずに考えた場合、果たして取られた人が良いのか、あるいは残された人がラッキーな のかはわかりません。空中で主と出会うことは素晴らしいことかも知れませんが、携挙だけが主の計画のすべてではないでしょう。死んだ人も生き返るのですから(1テサ4:16)、主の計画に身を委ねることも必要だと思います。