私たちは待ち望んでいます

ピリ3:20「けれども、私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主としておいでになるのを、私たちは待ち望んでいます」
出エジプトから約束の地まで40年、捕囚から神殿回復まで70年、マラキからイエス様誕生まで400年…聖書か教える時間の単位で生きるなら命はいくつあっても足りません。イエス様が来られると言われて約2000年が経ちました。おそらく人類にとっても最後になる大イベントです。天の父は時を待ち、なるべく地上に多くのキリストを信じる者が残ることを望んでおられます。多くの先輩クリスチャンが願い、キリストの再臨を見ることなく死んでいきました。世代を超えて真理は不変のもので、それは信じる者がやがて復活し平等に味わうことができる主の栄光です。たとえ、自分の時代に再臨がなくても、何世代かの後にはかならず実現します。毎世紀ごとの終わりには必ずといっていいほど、終末説が浮上し消 えていきました。2000年を迎えるときには、すぐにでも再臨があるかのように信じた人もいたはずです。パウロは2000年も前から再臨を待ち望んでいました。それは時が近い、遠いにかかわらず、すべてのクリスチャンが復活でき地上に来られたイエス様ともう一度会い、共に生きることができる希望だったのだと思います。