アブラハム契約

ヘブ6:15「こうして、アブラハムは、忍耐の末に、約束のものを得ました」
アブラハムが主から祝福を受け、約束された記述は2つあります。最初はまだアブラムと呼ばれていたときに、主はアブラムに「わたしの示す地へ行きなさい(創12:1)」と言われ、カランから旅たちカナンを目指したときです(創12:4)。もう1つはアブラハムがイサクを捧げようとしたときです(創22章)。最初はアブラハム契約「あなたを祝福するものを祝福し、あたなをのろうものをのろう(創12:4)」という約束です。イサクのときは「あなたの子孫によって、地のすべての国々は祝福を受けるようになる(創22:18)」というものでした。多くの人はこの「子孫」をイエス様だととらえ、地のすべての国々の異邦人(クリスチャン)に祝福(救い)がもたらされたと考えています。ユダヤ人はどこにいてもそのタレントを生かし、富と名声を得ていますが、クリスチャンは永遠の命という地上で計ることのできない宝を持っています。それはアブラハムがあるときに忍耐をし、不可能かと思われる主の命令に従ったからです。