みなわたしのものだ

ヨブ41:11「だれがわたしにささげたのか、わたしが報いなければならないほどに。天の下にあるものはみな、わたしのものだ」
人がどんなに神に対して捧げものをしたとしても、もともとは主ご自身が造られた被造物からのものです。硬貨の基になる金、銀、銅なども地上にあるもので、この地は主が造られました。神が捧げものを喜ばないという意味ではなく、人が地上にも宇宙にもない何かを創造することができないという意味です。40と41章ではレビヤタンのことが詳しく書かれていますが、捕獲するには大きく(1)、凶暴で(14)とても人の手におえるものではありません。現代で考えられる最大の生物はシロナガスクジラだと言われています。大きいもので全長34メートルにもなり、11階建てのビルと同じサイズになります。しかし、シロナガスクジラは口から火を噴かず(19)、鼻から煙も出しません(20)。これよりも大きく凶暴 な生き物は今も海のどこかに潜んでいるのでしょうか?創世記には創造の最初から海には巨獣がいたことが書かれています(創1:21)。どの生き物にしても神の創造でないものはなく、人が作れるはロボットだけです。そして神はすべてを滅ぼす権威をお持ちなのです。