民31:16「ああ、この女たちはバラムの事件のおり、ペオルの事件に関連してイスラエル人をそそのかして、主に対する不実を行なわせた。それで神罰が主の会衆の上に下ったのだ」
モアブのバラク王は神の預言者を使ってイスラエルを呪おうと計画しましたが失敗しました(23-24章)。その直後、イスラエルの民はモアブの女とみだらなことをした…と書かれています(25:1)。モアブとミデヤンとは密接な関係にあったらしく、ミデヤンはサラが死んだ後アブラハムが妻にしたケトラの子供です(創25:2)。ミデヤン人は遊牧する民族でチッポラはミデヤン出身です(出2:21)。イスラエルの男たちを誘惑したミデヤンの女たちはおそらく美貌が優れていたのだと思います。それゆえ、美しい女を殺すことをためらったイスラエルはミデヤンの女たちを生かしておきました(15)。中東出身の女優やモデルはほんとにきれいで、イスラエル出身のナタリー・ポートマンなどは とても有名です。モーセもバラム事件のことは記憶に新しく、まんまとモアブ(ミデヤン)の女にそそのかされたのに、また同じミスを繰り返そうとするイスラエルにくぎを刺しています。しかし、ミデヤンの女をちやほやする男たちを見て、イスラエルの女たちはどのように感じていたのでしょうか?