大地の真ん中で祝福を受ける

イザ19:24「その日、イスラエルはエジプトとアッシリヤと並んで、第三のものとなり、大地の真ん中で祝福を受ける」
エジプトはキャンプデービット合意(1979年)で、アラブ諸国で初めてイスラエルの独立を承認し、これ以降アメリカからの多額の軍事支援を受けること になります。2015年、CNNはアメリカの対外軍事支援の75%がイスラエルとエジプトで占められていると報道しました。その結果、イザヤの預言のようにエジプトがイスラエルに接近したことになりました。また、アッシリアといえば、現在のシリアとイラクにあたります。2016年の段階でシリアにはISが軍事政権を強いており、そのISの幹部のほとんどが元フセインの官僚たちです。爆弾テロや自爆テロのことばかりが取りだたされますが、ISの経済や国土管理などは元イラクのやり方で、意外に安定したものになっています。しかし、こちらがイスラエルに近づき、エジプトと一緒に大地の真ん中で祝福を受けるようになるようには思えません。少なくとも今は無理です。イスラム圏が主に立ち返ることなどあるのでしょ うか?それでも主の預言は常に真実なので、イラク、シリア、IS も主の民として数えられる時が来るのでしょう。