俗悪なむだ話

1テモ6:20「テモテよ。ゆだねられたものを守りなさい。そして、俗悪なむだ話、また、まちがって「霊知」と呼ばれる反対論を避けなさい 」
「俗悪なむだ話」は新約の中でテモテに2回しか出てこない言葉です。具体的な内容は書かれていませんが、真理に逆らう内容であることは推測できます。真理とは神の本質「神は祝福に満ちた唯一の主権者、王の王、主の主、ただひとり死のない方であり、近づくこともできない光の中に住まわれ、人間がだれひとり見たことのない、また見ることのできない方です(15-16)」のことです。この内容に反すること、たとえば「神は唯一の主権者ではない」とか「人間が見ることができる」と話す人むだな時間を浪費しているだけです。第2テモテではヒメナオとピレトという信者が、終わりの時代の復活がすでに起きたというデマを信じていることが書かれています(2テモ2:16-18)。このように再臨や復活に関して は数多くの教えがあり、その都度多くの人に影響を与えています。最近の研究ではアメリカ建国のきっかけになったメイフラワー号での移住の背景には、「千年王国論」が支配しており、カトリックとたもとを分けたのも「新天地」を求めてだったことが明らかになっています。人が勝手に決めた千年王国の始まりなど、主権者である神を卑しめるもの以外の何物でもありません。聖書をしっかり読み、神の領域を犯すことなく神に仕えるべきだと思います。