ルカ17章 人の子の日には

ルカ17:24「いなずまが、ひらめいて、天の端から天の端へと輝くように、人の子は、人の子の日には、ちょうどそのようであるからです」
おそらく、イエス様がもう一度来られるときには、いろいろなデマやうわさが流れるのだと思います。それゆえに「こちらだ」、「あちらだ」と聞いても、行ってはならないと戒めておられます(23)。「父だけが知っておられます(マタ24:36)」と言われた、誰も知り得ない日を特定するのは無理です。2回の世界大戦があり、世界では3億人の人が死んだと言われています。それでもイエス様は来ませんでした。未曾有の大地震がヨーロッパ、アジアに続けておきました。異常気象で世界各地に大洪水、巨大台風が起きています。しかし、気運が高まれば高まるほど、主の日は遠くなっている気がします。イエス様はノアの日とロトの日を引き合いに出され(27-29)、人々の日常のなりわいはごく自然に続き、これからも永久に人がそのような生活をすることを疑わないようなときだと言われています。聖書がそう証言し、イエス様のことばも同様に、主の日が突然やってくると言われています。聖書を解き明かしたと多くの学者たちが、主のタイムスケジュールを絵に描き、これから世界はこうなると言っています。聖書が、「こちらだ」「あちらだ」と言っても行ってはならないと忠告しているにもかかわらず、多くの人が終末のタイムテーブルに従って行動を起こしてるのです。